餅

売場企画

米どころ、餅どころ食べ比べフェア

• 餅と言えば米どころである東北、北陸のイメージに・・・そこで、東北の餅から北陸の餅、中国・九州の餅まで集めて食べ比べを提案。
• お客様の好みに合わせて選んでいただく提案を。

雑穀餅

• 最近は健康ブームから白米より玄米、雑穀が人気。そんな流れの中お餅も雑穀が入ったのを是非提案しましょう。
• アトピーの子供が食べられるものであったり、より健康になるような商品の提案を。

薄切り餅

• 料理用途によってお餅も使い分けを・・・
• 一般的には丸餅、角餅だがしゃぶしゃぶやすき焼きにも早く煮える「薄切り餅」が人気。鍋に入れてもすぐに食べられるところからも人気商品に。しゃぶしゃぶの感覚で食べていただく提案を大々的に

豆もち

• お餅も地域によって丸餅、角餅と形にも大きく２種類あるがそのまま焼いて食べるならのし餅や斗棒餅がおすすめ。
• 最近は健康を意識した玄米餅や雑穀類が入ったお餅など種類も豊富。そんな中で人気アイテムはやっぱり豆餅。たっぷり黒豆が入った豆餅を販売しましょう。

お米の生産者製造の餅で安心・美味訴求

• 農家製餅等どこのお米で誰が作ったかがわかるお餅の販売を。もち米どころ新潟はじめ北陸、島根、佐賀の産直アイテムがおすすめ

寒の時期には「かき餅」が旬

• 気温の低下とともに雪国では冬の仕事としてかき餅作りが盛んに。冷たい空気のもとで薄く切ったかき餅を干して乾燥させていきます。できあがったかき餅はそのまま焼いてもよし、さっと油で揚げてもおいしく　冬の旬素材として提案を

関連リンク

• 100％お餅ミュージアム｜全国餅工業協同組合
• 餅を使ったレシピ｜サトウ食品 - サトウのごはん・サトウの切りもち・サトウの鏡餅

スポンサードリンク

知識

鏡もち

• 神様に新しい生命力をもらうという鏡もち。古くから、もちは神に供える食べ物として用いられてきました。鏡もちが丸いのは、人の魂、つまり心臓をかたちどったものといわれ、鏡とは魂をあらわす神器でもあることから、年神様にお供えした鏡もちを食べると、新しい生命力が授けられると、言い伝えられています。また、もちを大小二つ重ねるのは、陰（月）と陽（日）を重ね福徳の重なることを願うためといわれています。飾り方が現代のようになったのは、武家社会で「軍神をまつる」という思想が生まれてからのこと。各武家ではもちを具足や鏡台に供え、具足もち、鏡もちと呼んでいましたが、それが一般家庭にも広まって各自の家に飾り餅をするようになった。「お供え」「お重ね」「お飾り」とも呼ばれています。基本の飾り方は、三方の上に奉書紙か半紙を敷き、うらじろとゆずり葉をおいてもちを重ねます。こぶを前に下げてもちの上に四手をのせだいだいをおくという飾り方が基本。これに伊勢海老がだいだいを抱えるように水引で結んでのせたり、「寿」などと書かれた扇をあしらったり、山海の珍味や串柿、ほんだわら、栗、ごまめ、南天、飾りのしなど延命長寿、一族繁栄、福徳につながるいわれを持つ品々が使われる。

お飾りのいわれ

• うらじろ
  • 長寿をあらわす。葉裏が白いため後ろ暗さがなく、葉が相対しているため夫婦和合を祈るとも言われている。白い葉裏を見せて飾る。
• ゆずり葉
  • 新しい葉が出ると、古い葉が落ちることから、後の世代まで長く福を譲るという意味。
• だいだい
  • 家系が代々繁栄すると言われている。
• こぶ
  • 喜ぶの意。こぶは和名を「ひろめ」といい、家運が広がるというところからくる。
• 串柿
  • 幸運をしっかりとりこむ。
• 伊勢海老
  • 腰が曲がるほどの長寿を願う意味で用いる。

雑煮

• 大晦日の夜に年神様に供えたもちや野菜を元旦の朝にさげ、年男がくんだ若水で煮て、みんなで食べたのが雑煮のはじまりです。「隣雑煮」と言う言葉があるほど土地や家々によって調理法が異なります。
• 雑煮の餅も関東と関西では大きく違う。関東は切り餅を一度焼いてからだしに入れ、関西は丸餅をだしにいれてそのまま煮る。
• 関東や四国、九州にすまし汁が多く、関西では味噌仕立てが好まれる。また、山国では山菜やキジの肉、雪国では保存食など、その地方の珍味を用いて郷土色あふれたものになっています。

もち米について

• 佐賀県のひよくもち、新潟県のこがねもち、滋賀県の羽二重もちなどが有名で品質も高い

製法・搗き方

• 昔は蒸篭でもち米を蒸し、臼と杵で搗くのが当たり前であったが、効率と価格を追求したものではもち米の粉から加工したものもある。やはり、美味しい餅はよいもち米と美味しい水で蒸し、杵で搗く製法をとっているものは過熱しても煮崩れせず、餅の粘りが強いのが特徴。

おすすめ本