メロン

売場企画

メロンギフトフェア

メロン
  • メロンの時期はこれからお中元シーズンまで続くが、産地以外のところでも少し早くからギフトとしての提案はいかがでしょうか?
  • お中元、お歳暮時期だけでなく、普段から旬の果実をギフトとして提案するように・・・

クラウンメロンフェア

  • 静岡メロンの中でも日本一といわれる「クラウン印」のマスクメロンを提案を。一本の木から一つだけしか収穫しない栽培方法も今では全国に広がっているが、もともとは味、糖度を追求した静岡メロンの特徴である。

春の美味しさは肥後より 肥後メロンフェア

メロン
  • メロンも南から出始め産地が北上していきます。出始めの産地としてはやはり肥後こと熊本が一大産地。
  • 春の野菜や他の産物も絡めた「肥後フェア」を。
  • 熊本を代表する『肥後グリーン』にスポットをあてて肥後のメロンフェアを。

食べ頃カットメロンフェア

メロン
  • メロンも青肉系、赤肉系とも品種も多種傾向に。またメロンは食べ頃によっても美味しさに差が。
  • 玉売りはもちろん、食べ頃カットメロン強化で食べやすさ、手軽さを訴求しよう!
  • 種類の違うメロンもカットメロンアソートとして組み合わせれば色んな味が楽しめるかも・・・

「生ハム&メロンフェア」でイタリアン!

  • 春のイタリアン企画に連動してメロンと生ハムメニューを大々的に訴求しよう。デザートとしての範疇からオードブル、サラダ、前菜として提案を。

メロン畑から美味しさをお届けフェア

メロン
  • 産地、生産者をより明確にした企画で安全で美味しいメロンを訴求。とくに糖度だけでなく安全で美味しい商品を集めてメロンフェアの販促強化を。

関連リンク

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知識

メロンの歴史

メロン
  • メロンの原産地はエジプトというのが定説で、元々が湿気を嫌がるフルーツです。その後香りを大切にするイギリスの貴族に好まれ、温室栽培の品種が育成され栽培されてきました。
  • 明治26年の文明開化のころ、明治政府直轄の植物試験場(新宿御苑・農事試験場)にイギリスから導入されたマスクメロンが、植物学の権威、福羽逸人農学博士によって育種育苗されました。
  • 大正6年静岡県西部地地方で栽培がはじまり次第に普及し、品種改良や栽培方法の改善により現在に至っている。

メロンの主な品種

メロン
  • マスクメロン
    • マスク(Musuk)とは麝香(ジャコウ=ジャコウジカの分泌物からとった香料)の意味。高貴な香りを持ち、しかもネットをはりめぐらした王者然とした造形美のメロン。日本でマスクメロンと呼ばれているものはイギリスから導入されたアールス・フェボリット(伯爵好み)という品種です。
  • 夕張メロン
    • 赤肉メロンブームのきっかけの夕張メロンの産地は96%が山で平地はわずか。かつては炭鉱の町でした。昭和35年にメロン組合が発足。露地栽培ができる赤肉系ネットメロン、スパイシーキャンロープの栽培が始まりました。36年にはアールス・フェボリット(マスクメロン)との一代交配により夕張キングメロンが誕生しました。強い芳香と濃厚な甘さが特徴。柔らかな果肉は日持ちが悪いので産地直送が主流。
  • ハネデューメロン
    • フランス生まれでアメリカ育ちのウインターメロン。果形は楕円形で果皮は白、又は黄色のメロンでネットはできません。果肉は冴えた美しい淡緑色で、名前(HoneyDew=蜂蜜のしずく)の通り蜂蜜のような甘味を持ち、多汁で味はよいが香りは少ない。アメリカ、メキシコからの輸入品が大半。
  • プリンスメロン
    • かつては一世風靡したメロン。一時はメロンのシェアの50%を超える人気が集中したほど。母方は西洋メロン系、父方はマクワウリ系のメロン。メロンの王子にあやかってプリンスメロンと公表した。
  • パパイヤメロン
    • パパイヤメロンは果肉が白く歯ざわりもよく、香りも甘味も強い南欧系品種です。糖度は比較的高いですがその瓜っぽい食感で好みも分かれる。
  • アムスメロン
    • 戦後移入された西洋系露地メロンの改良品種の一つで、アールスとソ連系メロンの雑種です。皮に溝のような縦じまがあり、あらい網目がある。やや楕円形で肉質の良い緑色の果肉で果肉は甘く、味、香り共にア-ルス・フェボリットに近い品種。
  • アンデスメロン
    • ネット系のメロンの中で一番大衆に人気のあるのはアンデスメロンとアムスメロンですが、アンデスメロンの方が少しリードしている。命名の由来はシーズンならいつ買って食べても「安心です」ということから。アンデスメロンの片親はアールスメロンで他の親は不詳。
  • キンショーメロン
    • 果皮は濃黄色で0.8~1.0Kg、果肉は白色、糖度はプリンスメロンより低いが安定している。食味はとても良好ですがややマクワウリ的なところもあります。
  • ホームランメロン
    • 乳白色の果皮と白い果肉、香ばしい香りとクリームのようになめらかで上品な口当たりと甘さ。白肉のハネデューメロンと緑肉のハネデューメロンを掛け合わせてできた比較的新しいメロンです。
  • クィンシーメロン
    • ネット系で夕張メロンと同じ赤肉系です。本来はカロチン臭があり日持ちの点でも劣るので敬遠されていましたが、今では改良により人気も高くなっている。10年ほど前より栽培面積が増加している。

美味しいメロンづくりのポイント

  • 隔離ベット栽培
    • 大半は野菜などと同様に地面で直接栽培する地床栽培。これに対して栽培床を地面と切り離し、限られた土量の中でメロンを栽培する隔離ベット栽培は水と肥料をその時々のメロンの状態に合わせて微妙にコントロールできます。これにより肉質、甘味がより繊細になりより美味しいメロンが栽培できます。
  • ガラス温室
    • 一般の温室はビニールハウス栽培が多数ですが、ガラス温室の場合、太陽光線の透過率が高く、光を好むメロン栽培に適しています。
  • 1本の木に1果
    • 1本の木にはおよそ30~32枚の葉がつきます。その葉を大切にして3本の側枝の雌花に交配し、3個できる小メロンの中から一つだけを選び残し、その実にすべての養分が集中するようにします。

血圧を下げる効果

メロン
  • ギャバロン茶に含まれるギャバという成分ガンマ・アミノ酸(おもに血管中枢の働きを抑制し、血圧を下げる効果)が多く含まれている。1玉あたりの成分量はギャバロン茶の75倍。という結果が静岡温室組合の磐田メロンを分析してわかりました。体内の塩分退治に効果(高血圧・動脈硬化・心臓病によい)
  • メロンにはカリウムが多く含まれています。この成分は体から排出されるとき、ナトリウムを道連れにする性質を持っているため、体内の塩分調整に効果があります。利尿効果があるため二日酔いにも効く(二日酔い、急性腎臓炎によい)
  • メロンはアミノ酸も豊富に含まれていて、体内で尿をつくる効果があり、含有率87%という高い水分が、老廃物を含んだ体内の水分を外に出す働きをします。お見舞いに使われるには理由がある
  • 少量で高いエネルギーをもっているため、病中病後のパワー回復には最適な果物です。

おすすめ本

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