ジャム&ハネー

売場企画

国産無添加手造りジャム&蜂蜜

ジャム&ハネー
  • ジャムや蜂蜜も輸入品が多い中、国産原材料で作った無添加のジャムや国産の蜂蜜を中心に国産商品の育成販売を。
  • 国産原料にペクチンを加えずに詰めた手造りジャムと国内で採取した蜂蜜を提案してみてはいかがでしょう。

コンフィチュール

  • ここ数年、日本のジャム市場に変化がおきていること、知っていますか?
  • パンやヨーグルトと一緒に食べる「ジャム」は、“コンフィチュール”という名で食卓に新しいおいしさを運んでくれました。
  • コンフィチュールとはフランス語でジャムの意。けれど、今までの「フルーツ+砂糖=ジャム」だけではなく、そこにハーブの香りやスパイスのアクセントなど、ひとつの料理的感覚で作られるフランス流のジャムは、今までと一線を画しコンフィチュールと呼ばれるようになっています。砂糖を入れずにフルーツの甘さだけで作ったものや、紅茶やミルクをベースにしたものなどさまざま。また、ステーキのソースに使ったり、ジュースやカクテルに混ぜたりと使い方もいろいろ。

蜂蜜ジャムフェア

ジャム&ハネー
  • ジャムは通常フルーツと砂糖、そして柑橘類を足して作りますが最近は砂糖の変わりに蜂蜜を使用したジャムが密かにブームに…フルーツと蜂蜜を同時に摂取できる点でも非常に健康的。
  • 是非『蜂蜜ジャム』の提案を。

健康ハネーフェア

  • 蜂蜜も花の種類と同じくらい多くの種類があります。
  • いまや蜂蜜も紅茶や珈琲のような嗜好品と同じように色んな味、自分の好みの味を見つけて楽しむ時代に・・・
  • 販売方法についても瓶入りだけではなく、計量販売等が最近のトレンド?海外の蜂蜜もかなり入ってきてアイテムもかなり豊富に。
  • 是非、春は蜂蜜のある食卓の提案を。

「春のモーニングフェア」としてジャム&ハネーを企画

ジャム&ハネー
  • パンに塗ったり、挟んだり、またヨーグルトと一緒に食べていただく提案を行なう。

世界のハネーやジャムを集めてワールドジャム&ハネー企画

  • 国産蜂蜜と輸入蜂蜜、国産ジャムと輸入ジャムを比較販売したり、世界の珍しい商品にスポットをあてたりする。(ハスカップジャム、ルバーブジャム、無花果ジャム、プルーンなど)

関連リンク

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知識

ジャムとは

ジャム&ハネー
  • ジャムとは果物に砂糖を加え、加熱濃縮することによって、果物の水分を砂糖に置き換え、酸とペクチンの力によってゼリー化したもの。果物によっては、保有するペクチンが少なかったり、酸味が弱いものがあるので天然のペクチンや酸を加えて補正し、バランスを整えます。
  • ヨーロッパでは日本の漬物のように、昔から地域の風土にあったジャムが生まれ、長い歴史を誇っている。
  • 日本では戦前はヨーロッパ文化の影響を強く受け、特に英国風のものが珍重されていたが、(ほとんどが缶詰で開缶後、ジャム壷に移し替え)、戦後はアメリカの影響で瓶詰めタイプが主流になった。
  • JAMという英語の語源は、すでに使われなくなった「グチャグチャかむ」という意味の古い方言であるといわれている。辞書でJAMを引くと「押しつぶす」「詰め込む」と訳されており、よく咀嚼されたもの、詰め込まれたものとして古くから消化のよい食品として認められていた。

ペクチンとは

  • ペクチンとは植物の細胞壁成分として、セルロース等他の成分と結合して植物細胞をつなぎ合わせる「セメント」の働きをしている天然の多糖類。量的な違いはあるが、あらゆる果物と野菜に含まれる。ギリシア語の「Pectos」(硬い)にちなんでペクチンと名づけられた。
  • 果物を煮ると、含まれているペクチンが水に溶け出し、糖分とともに詰めると果実中の酸との作用によりゼリー化する。果実によりペクチンの量が足りない場合はゼリー化状態にするため補う。
  • ペクチンの工業生産は数十年前にヨーロッパとアメリカで開始。抽出原料としては乾燥させた林檎の絞り粕や柑橘類の果皮が使用される。
  • ペクチンには整腸作用かあり、下痢や便秘を予防する効果がある。(ペクチンそのものが食物繊維)又、血中の悪玉コレステロールを下げる働きがあり、動脈硬化や心筋梗塞、糖尿病にもよいといわれている。

砂糖の働き

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  • ジャムは酸味と甘味がポイントであるが、砂糖は甘味成分だけでなく、ペクチンのゼリー化に大きな役割を果たしている。砂糖がペクチンを網目のようにつなぎ、その網目の中に水を抱え込むことによりゼリー化が促進される。
  • ジャムは保存性の優れた食品として知られているが、この保存性は、砂糖には抱え込んだ水分をなかなか放さないという性質があるため、微生物が細胞の水分を奪われて活動できなくなることによるもの。
  • 砂糖は消化吸収が早く、食べても数分のうちに血糖値を上げることができる。
  • ブドウ糖が不足すると、脳の働きも悪くなり、イライラしたり、集中力が低下する。

糖度とは

  • 全体に占める糖分の量を表すもの。糖用屈折計で測定。一般的に甘さの目安になっている。
    • 糖度60度以上/高糖度(アメリカは糖度65度以上がジャム)
    • 糖度55度以上65度未満/中糖度(ヨーロッパは糖度60度以上がジャム)
    • 糖度40度以上55度未満/低糖度(日本は糖度40度以上がジャム)

ジャムのお国ぶり

  • ヨーロッパ
    • 北欧では、果実の採れる短い期間に、お母さん達が越冬食品として、野生の苺、ラズベリー、カーラント類のジャムを一生懸命つくり、壷に貯える。
    • ヨーロッパでのジャムの先進国はイギリスとフランス。
  • イギリス
    • 古くから苺が豊富で自生していた。
    • 砂糖の貿易を独占していた。(東インド会社など)
    • 産業革命後、国民の生活レベル向上するも、当時は高級で貴重な食品。(英国王室御用達チプトリー社のジャム、オレンジママレード、クーパー社 オックスフォード オレンジママレードなど)
  • フランス
    • フランス語でジャムは「コンフィチュ-ル」(果実の砂糖煮)。
    • 正式なフランス料理の朝食はクロワッサンに各種ジャム。
    • 19世紀以降、一般家庭で年中行事として家伝のジャムが作られるようになった(花嫁修業のひとつ)。(フォション社のジャムは60種類以上)
  • アメリカ
    • ヨーロッパ人が移住した国のため、ジャムは国民に親しまれている。(ディキンソン社、MJB社、スマッカー社、ノッツ・ベリー・ファーム社など)
  • ロシア
    • ロシア人はパンに塗るだけではなく、ジャムやママレードを楽しむ。(例:独特の煮出した紅茶の中に入れて飲む=ロシアンティー)
  • 日本
    • 日本で初めてジャムが作られたのは明治10年。新宿にあった勧農局で苺ジャムを試売。企業としては明治14年に長野県人により缶詰の苺ジャムが作られる。
    • 戦後、学校給食のパン食で学童がジャムに親しんで成長したこと、洋風化志向が高まったことなどから、ジャム需要は伸長し続けている。
    • 1995年から2000年までにジャム市場は81億円から119億円と市場は115.3%にアップしている。

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