寿司・海苔

売場企画

春のお寿司

寿司・海苔
  • 節分に雛祭と寿司のイベントも目白押し。この時期旬の春の山菜や魚介類をたっぷり使用した『春のお寿司』はいかがでしょうか?
  • 春の山菜、菜の花、筍から貝類、かつお等を使用したお寿司を商品化して提案しましょう。

寿司バイキング

寿司・海苔
  • 新春から春にかけて寿司の需要も高まる時期。
  • 最近はお客様の好みも多様化していることから是非「寿司バイキング」を仕掛けてみましょう。2カン盛りから4カン盛りが自由に組み合わせして選べるように展開しましょう。巻物も含めて選ぶのが楽しくなるような商品アイテムを。

味海苔とお米で美味しい朝食

寿司・海苔
  • 海苔の売り込み企画としては朝食フェアが一般的ですが米の売り込みと同時に良質の海苔の拡販を仕掛けてみましょう。もちろんお米も良質米の選定を。最近はスローフードとしてイタリアのみならず日本でも日本食や伝統食が見直されているように「日本の朝ごはん」というテーマで海苔をクローズアップしましょう。

めかぶでフコイダンたっぷりメニュー

  • フコイダンとは、硫酸化多糖成分の総称で、モズクやコンブ、ワカメ、ヒジキ、メカブなどの海藻類に含まれるヌルヌルを構成する主要成分の一つです。これまで海藻に含まれるヌルヌル成分の一つであるアルギン酸(食物繊維)のコレステロール吸収抑制効果、ラミニン(糖タンパク質)の血圧降下作用等、多くの機能性がすでに注目されていますが、近年新しく見出されたこの「フコイダン」という成分に多くの生理活性が確認されています。特に、抗腫瘍作用、免疫賦活作用(自己の免疫力を高めることにより害敵を除去する作用)に加えて、ガン細胞に選択的に働きかけ、細胞死に導く作用「アポトーシス」を有することが明らかにされています。このようにフコイダンは、さまざまな未知なるパワーを秘めており、代替医療界で大変注目されています。

海藻と健康の関係を栄養学的に訴求する!

  • 昆布
    • カルシウム、鉄、ナトリウム、カリウム、ヨウ素など体内で作れない無機質・ミネラルが豊富。これらは骨粗鬆症や高血圧、脳卒中など成人病予防にはうってつけ 消費量日本一の沖縄県。
  • ひじき
    • カルシウムは同量のイワシの丸干しと含有量は同じ。鉄分は豚レバーの4倍。海藻のなかでもずば抜けて高い。
  • のり
    • ビタミンAの含有は海藻のなかで最も高い。ビタミンB、ビタミンC、EPA(エイコサペンタエン酸)も豊富。

関連リンク

スポンサードリンク

知識

種類と特徴

  • 緑藻類
    • 葉緑素を多く含むため緑色。温かい海で採れる。アオサ、アオノリ、ヒトエグサ、カワノリなど。
  • 褐藻類
    • 褐色系の色を呈し、冷たい海で多く採れる。ヒジキ、ワカメ、コンブ、モズク、マツモ、カジメなど。
  • 紅藻類
    • きれいな紅色。テングサ、フノリ、トサカノリ、オゴノリ、アマノリなど。

海藻類の加工品

寿司・海苔
  • テングサ
    • 房総、伊豆、紀伊半島、能登などが産地でこれを煮て寒天質を抽出し、ところてんの原料となる。テングサは古くは“心太”と呼ばれていたの由来。カンテンも原藻を煮溶かし、凍結・解凍をくりかえして乾燥させたもの。
  • エゴノリ
    • 日本海岸や九州西岸で採れ、夏から秋にかけて繁茂する。これを煮溶かして固めたものが博多の朝食で欠かせない“おきゅうと”。
  • トサカノリ
    • 赤紅色の柔らかい海藻。刺身のツマや海藻サラダに多く利用され、脱色や着色で白色や緑色にして色どりをたのしむ。
  • かぶ
    • わかめの茎にできる胞子葉は芽かぶとして利用され、食物繊維、ミネラル、ビタミンを多く含む。
  • 根昆布
    • 昆布を整形した残りの部分だが、主として利尻昆布の根元の部分でだし用に利用。
  • 龍皮昆布
    • 砂糖液や酢に浸して蒸し煮した昆布で、おつまみやおやつ用に。
  • とろろ昆布
    • 昆布を刻んで圧縮したものを薄く削ったもの。酢に漬けて柔らかくしたものを薄く削ったものもいう。
  • 太白おぼろ昆布
    • 真昆布を圧縮して酢につけて柔らかくし、幅広く薄く削ったもの。中心の部分だけ削ったものを白おぼろ。黒い部分の交じったものが黒おぼろ。
  • 白板昆布
    • おぼろ昆布を削った中心の部分で、ばってら・押し寿司用。

海藻類の栄養特性

  • ヨウ素
    • 甲状腺ホルモンの成分で、発育促進と基礎代謝の活性を促す。
  • ミネラル
    • ルシウム、リン、鉄、ナトリウムなどのミネラルと銅、亜鉛、フッ素などの微ミネラル分を含み、ビタミンA、B1、B2も多い。
  • ノンカロリー
    • 食物繊維をふくみ、すべての海藻のカロリーはゼロ。

フコイダンとは

  • フコイダンは胃の中で粘膜にぴったりと張り付き、ストレスなどによるダメージから胃を守ってくれたり、炎症部分を治してくれる働きもあるそうです。
  • ピロリ菌は胃のぬるぬるした粘膜が大好物なのですが、フコイダンが胃の粘膜に張り付いていると、ピロリ菌は胃の粘膜の代わりに胃の中のフコイダンに付着します。それをそのまま腸から体外へ運んでしまうのでなんとピロリ菌を減らす事が出来るのです。
  • また、免疫機能を高める働きもありリンパ球を活性化して病原菌などの有害物質に対して守りを固めてくれるそうです。
  • 近頃はサプリメントも色々とありますね。でも、食物繊維やミネラルたっぷりな<食品>で摂取すると尚一層体に良いと思われます。
  • フコイダンたっぷりな『もずく』・『めかぶ』・『干しかじめ』・『ながも』などなどを、献立の中に組み込んで皆様の大事な体を元気にして頂けたらと思います。

おすすめ本

山本海苔店からの贈り物 毎日食べたい海苔レシピ
山本海苔店
徳間書店
売り上げランキング: 634,496